全世界の投稿作品の中から選ばれた、いわば“世界一”の作品達を各部門ごとにご紹介します!
※ 受賞作品の投稿者の方には、後日KORG INC.よりYouTubeメッセージをお送り致します。
monotron/monotribe開発者からのコメント : コミカルなテーマで、一見シンプルであるように思えますが、よく聴くとmonotronならではの特性を非常にうまく使いこなしていることが分かります。特に、冒頭のパンダの足音は印象的です。VCO自体の音が殆ど聞こえないぐらいピッチ・モジュレーション・インテンシティーをあげて、VCFのレゾナンスが程よく前段のアナログノイズにかかっています。非常にシンプルな方法ではありますが、間違いなく“monotron通”が作った作品であると言えるでしょう。
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monotron/monotribe開発者からのコメント : 90パートものトラックを重ね、フル・オーケストラさながらのシンフォニーを生み出した、非常にインパクトのある作品です。この作品の凄いところは、決して「骨の折れるレコーディング作業を成し遂げた」というだけではありません。monotronのポテンシャルを最大限に引き出した、そのサウンドのチョイスに関しても、この作品は賞賛に値します。各パートのトーンは、元の楽曲における各楽器にマッチするよう、注意深くチューニングされていますし、エンベロープ・ジェネレーターが無いにも関わらず強烈なダイナミクスを生み出しています。それ以外にも、エフェクトがほとんど若しくは全く使われていないということは非常にポイントになっています。素のmonotronの音をひたすら重ねていくことで、これほどまでにダイナミックでエモーショナルな作品を作り出せたというのは、一聴の価値ありでしょう。
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monotron/monotribe開発者からのコメント : リアルタイムな演奏ツールとしてよりも、プロダクション・ツールとしてmonotribeが使用された作品です。この作品の魅力は、間違いなくmonotribe特有のサウンドでありながら、作品の持つ雰囲気やムードは、投稿者自身のアーティスト・カラーが前面に出ているということです。。フィルター・レゾナンスによるキックの上にはアナログ・スネアとハイハットが散りばめられ、ソー・ベースは手動でコントロールされたカット・オフによってフィルターされています。リアルタイム・プレイ、エディット、そしていくつかのベーシックなエフェクトが、素晴らしい融合を見せています。ダークで不穏なサウンドで、ロケ撮影されたビデオも面白い仕上がりです。